序章 悪魔は必然的に

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『ねぇ??キミみたいな奴に三分以上も相手してる僕らを誉めてよね♪ これは全部 那威斗の為(ため)だけなんだよね♪お手本!お手本!……‥‥天使に何の未練が有るってゆうのさ? SHINEよ』 ―――バアァンッ――― ……‥‥‥‥‥‥死んだ…‥のか?いや消えたのか?こういう時は消滅ってのが良いのか?……‥ ??……何してるんだ2人とも堕天使の奴に寄って行って…‥‥‥ ―――グシャッ―――― 『回収っと。たまには先輩もスピリット取るのやって下さいよ??手ぇ結構汚れるんスから…。』 「やりませんよ‥♪可愛い仔しかワタシは殺りませんから🎵それに…人間で言うと心臓を抉(えぐ)り取る事と一緒なんですから…この作業。 それに…汚れるとか言って…血。舐めてるじゃないですか。」 『グフフッ★だってコレ俺らのエネルギー補給にもなるじゃないですかぁ一応。』 「まぁ…そうなのですがね…今は那威斗君の前ですよ?彼が動揺してしまいます…ほら。」 ―――ズカズガズカ―― 「おいッ!!テメェ何してんだよ!!?」 『‥…何って仕事だけど?』 「…‥待てよ?さっき俺が悪魔になるとか何とか言ってたよな?これから俺はあんな人の…いや心臓を抉(えぐ)るような真似をしなくちゃなんねぇのかよ!?…」 「あぁ♥那威斗君 悪魔になる覚悟が出来たんですね…そうですね‥…やらなくてはなりませんね。それが仕事ですから♪」 「……待てよ‥。悪魔になったら俺はこの世界っつうか…家に帰って来る事は出来んのか?」 『~…出来ねぇよ。んなモン!仕事は別だけどねぇ〰普通の人間に見えねぇもん俺ら★』 ……………え゛。じゃ俺1人で喋ってたのか!!!?え……っつか! 「なんで!!俺…お前らの話し…‥。」 「それが“悪魔を凌ぐ力”ですょ」 ……………‥‥――――――――。 「そもそも 悪魔の仕事って何なんだ…?」 『説明がまだだったネ 教えたげるよ🎵』 「ワタシたち悪魔や天使には人間のような“心臓”と言う臓器は有りません。閻魔(えんま)から人工的に1つずつスピリットが与えられます。」 ……‥は!!?…‥人工的にだと!? 『だから堕天使を完全に壊すにはスピリット自体を身体から回収しなくちゃいけねぇーっつ事★』 「え゛…ちょっちょっと待て‥そもそもなんで“堕天使”何てモノが居るんだよ?しかも さっきハズレとか言ってたよな…‥それって?…」
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