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夏休みの課題に毎年、貯金箱作りがある。
去年はみんな結構、こったものを作っていた。
仕掛けがあったりかわいかったり…
僕も今年こそはかっこいいの作るぞ!!と張り切っていた。
それを聞いた親父が僕に
父『それじゃぁお父さんも一緒に作ってやるよ!仕掛けでお金入れたら恐竜の目がチカチカ光るのとか』
僕は夢が膨らみ素直に
自『本当に?それかっこいい!』と喜んだ。
ワクワクしながら親父に
自『いつ目がチカチカ光る貯金箱作ってくれるの?』と親父に聞いた。
そしたら親父は信じられない事を言った…
父『お前が一人で作れ』
自『えぇ?作ってくれるんじゃないん?前に言ったよ』
父『言ってないわ!!』
本当に腹がたった……
泣きながら一人で作っていたら
また父が
父『お前それ何作ってんの?』とか
父『何それ?』
またバカにして笑った…
お前が作ってやるって言ったんだろがっ!!
それを聞いて母が
母『子供の夢を壊すな!!』と怒って親父に言った
まだ笑っている…
もういい!何も頼まない!せめて何も僕に言うな!笑うな!
そう思いながら悔し涙で顔を歪めながら貯金箱を作った。
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