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親父が死ぬ一年前の話…
一年前の冬の夜10時ぐらいだった
僕が自分の部屋でくつろいでいたら、母が急に部屋に入ってきて
※まだ一年前は一緒にくらしてました。
母『お父さんが血を吐いたから病院まで乗せていってくれる?』
自『えぇ?まぁ…いいよ』
めんどくさいけど、母が頼むから仕方なく病院まで乗せていった
病院の待ち合い室で母と吐血した父の帰りを待つ
やっとでてきた
母『今日からお父さん入院だって!肝硬変だって!』
《肝硬変》(お酒の飲み過ぎで肝臓が固まる病気。血を吐いたら即お酒をやめないと助からないと聞きます)
自『ふ~ん』
興味ない返事をしながら、母は入院の準備をして
また明日病院に荷物を持って行くから乗せていってほしいといった
僕はわかったといい車で家に帰る途中、母が言った
母『先生からこのままお酒飲み続けたら一年後に結果でますよって言われた』
自『ふ~ん。まぁ仕方ないんじゃないん?』
僕はぶっきらぼうに答えた
母『……そうだね』
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