6人が本棚に入れています
本棚に追加
私は、この気持ちを正直に麗奈に話した。
麗奈とは、親に言えない事でもなんでも話せるほどの仲だった。
その麗奈に話すのも少し恥ずかしくて戸惑った。
そしたら、
「それは恋ね~💕うん!絶対恋」
と言われた。
「うそ。マジ!?これって恋なの?」
と信じられない私が、言う。
「紗那ってモテるのに、そういうのに、鈍いよね~😒」
とあきれたように麗奈がため息をつく。
私は、
「モテないよ!………………、だって好きとかそういう気持ちわかんないんだもん⤵」
と悲しげに言う。
すると麗奈が
「でもさ~、少なくとも『好き❤』っていう気持ちは知れたと思うよ?」
と自分の事のように、少し喜んでくれた。
私はその事がとても嬉しかった。
そっか! これって恋なんだ。私にも恋が出来たんだ。
私、今まで何をやるのもテキトーだったけど、恋ぐらいはちゃんとしてみよう‼
そう決心できた。
(まぁ、恋だけじゃなくて他にも頑張らなきゃだけど。)
それから、私のめくるめく『恋ライフ』が始まった。
最初のコメントを投稿しよう!