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時刻はPM06:00。
家の窓からは満点の星空が、空に映るが俺は意に介することもない。
何せこんな単調な星空が10数日も続けば、飽きが回るのは支極当然だ。
竜頭蛇尾になってしまったこの星空を心の中で一蹴する。
──明日になれば、昼が来るんだ。
生活環境はドーム内で保たれているため、昼夜の温度差が400℃以上あろうとも全く関係なかった。
総攻撃は夜明け。
明後日のことだった。
──彼女は蛮族の巣窟の偵察という激務を終え、帰還するのも明日。
すると自然と心が躍る。
そして、その抗戦が締結された暁には彼女と俺は正式な婚約者同士となり、挙式をあげることが出来る。
そんな馳せる思いを、自分で抑えつつ、俺は眠りにつくのであった……。
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