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心なしか、重い表情で現れた彼女。
……と国家機密の活動をしている警察予備隊が後ろに待機している。
その様子からは、ただでは済まない様子が窺える。
「私が最高責任者です。
今から私とあなた方で鼎談の場を設けたいのですが、宜しいでしょうか?」
毅然とした振る舞いで一歩前に出てきたのは、長い黒髪を肩まで垂らした女性だった。
拒否すればその帯刀で真っ二つにされてしまいそうな迫力に、俺は嫌々ながらも頷く。
「私からいいかしら?」
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