焼け野原

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俺が二十歳を越えて一ヶ月が経ったある日、俺はいつも通り学校に向かっていた・・・ あの頃は友達らしいのが居たな・・・ 楽しいという感情もあったな・・・ まあ、それは、今は必要ない そんなことはどうでもよくて、いつものような生活、平和な日々が続くとばかり考えていた・・・ 放課後、俺はクラスで同じクラスだった(?)幼なじみ(?)の加藤?伊藤だったっけ?まあ、どうでもいいや・・・話してたんだ・・・ そいつが、 「パチンコしに行こうぜ!」 って言ったような・・・ そんなようなことを言って、俺達、二人はパチンコしに行ったのは良かったんだ・・・ 数百メートル歩いたら居たんだ・・・ 怪物が・・・ 『キシャァァァァァァァァ!!!!』 俺達は唖然とした・・・ 目の前にこれまで軍により防がれていた地球に地球外生命体が現れたのだ・・・ 俺はそいつを一瞥し、逃げた とりあえず逃げるしか無かった・・・ 逃げて逃げて生き延びるしか無かった・・・ そんな中、俺の後ろから、 『ギャァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッ!!!!!!』 という声が、また、 くちゃ、くちゃ、ゴキッ、バリバリ・・・ と、人を食べ物のように喰う化け物がいた・・・ 俺は生き延びれたが、幼なじみが肉片を残し死んだ もうこの世界が嫌になった 全部壊して、壊して無くなってしまえばいいと毎日毎日考えた・・・ 俺は葛藤に打ち勝つ事なく、学校を退学するまで壊した ピアノを、先生を、生徒を、不良を、犯人を、自分を全て俺の近くにある物を壊した・・・ しかし、壊れない物もあった・・・ それは、幼なじみだ 俺の心の中ではまだ生きている だから、俺も生きるーーーいや、生き延びてやる そう心に誓ったのだった・・・ ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
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