詩音×魅音

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【下克上】魅詩 何ですかこの状況は!? COOLになれ園崎詩音!! なぜこの状況になったかを考えるんだ!! そうだ、今日は週末でお姉が泊まりに来るということでお姉が来て……… そこまでは普通だったんですよね。 ご飯も食べてお風呂も入って…… 急にお姉がもじもじしはじめて……。 襲って欲しいのかな? そう思った矢先に押し倒されてこの状況。 うん、全く分かりません。 よし、冷静を装って…… 「おね、お姉」 声が裏返っちゃったじゃないですか!! 「……から」 「……はい?」 聞こえなくてつい聞き返すと真っ赤になりながらも今度ははっきりとした声でこう言った。 「詩音はいつも余裕でずるい」 いや、あのね、何時も余裕じゃないんですよ? 今だってこんなに……ドキドキしてるんですから。 「だからね詩音。」 私の名前を呼び、段々近くなるお姉の顔。 そのまま唇が重なった。 触れるだけのキスだったがいつもと違いなんだか痺れる感じがするのは何故なんだろう。 「今日は私が頑張るから」 そう言うお姉はなんだかかっこよくて冷静を装った仮面はすぐに剥がれてしまった。 ――――― けどやっぱり魅音は真っ赤になりながらも攻めればいいと思う← んでもって 「ここ、気持ちいい?」 「……何で聞くんですかお姉のバカ」 「気持ちいいんだ」 「うっさい」 みたいな← 無自覚言葉攻めとか←
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