生徒会へようこそ

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彼らと同じテーブルにつきながら、清那は1人置き去りにされているような気がしていた。 「どうだ、2人とも仕事は」 「楽しいよ。早く次のやつおぼえたい」 「養成の担当に言っとくよ。舞は覚えが早いって褒めてたぞ」 「やった!」 舞はそう言って、大袈裟に手をあげて喜んだ。 その振動で、山内の味噌汁がお椀から少しだけこぼれたのをぼんやりと眺める清那。 「神崎は?」 「……え?」 突然、山内に話をふられた清那が驚く。 2人の会話を他人事のように聞いていた清那は、完全にあらぬ方へと意識が飛んでいた。
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