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「ハハハ…。そういうのには慣れてるからね。」
そう。今は言いたくないけど驚くような出来事は何回も出くわしてるので滅多なことじゃ驚かなくなっていた。主に妹の事なんだけどね。そのお陰でリアクションが薄くクラスの皆は冷徹人間などと抜かしやがってます。そんなの華麗にスルーだけどね。
「まぁ面倒事が減るのは良いことじゃ。こちとて神様。このあとにも手続きしないといけない魂が沢山いるからの。非常にもうしわけないのじゃが堪忍しての。」
そんなことだとは思ったよ。自分ばかりには構ってられないことくらいね―。
「それでさ。このあと僕はどうなるの?天国とかそういうところへ送られるのかなー?出来れば静かなところへいきたいのだけれど。」
いままで騒がしい毎日(妹)だったので静かなところでのんびりライフを送りたいものだ。
だがしかし、神様は僕の期待をすぐに裏切った。
「それなんだがの。わしらが集まって会議をする天会なるところでな、地球ではそこまで短くはないであろうが、ここに住む神達の寿命は短くて10000年なのじゃ。若すぎる死に天会の皆は悩んだ結果二つの案をだすことにした。」
どうやら僕の平穏はまだこないようです。
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