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僕の切実な願いが届いたのかは分からない。けれど、怒鳴った直後にこのセカイは崩壊し、真っ白なセカイになった。
まだもどれないのか…。そんなことが頭を過ぎるが、そんなことはすぐに忘れた。
なぜなら目の前にこの世のモノとは思えないくらい美しく、銀髪の髪を背中辺りまで伸ばし、袴姿でこっちをみる一人の女性がこっちの思っていることを見透かすような目でみていたからだ。
しかも彼女は…
「お?おぬしが心臓病で死んでしまった者かや?ふむ…、心は綺麗で見た目もよし、知能運動神経もよし。」
なにかしゃべっているけど…。こっちをジロジロとみている。
…何をチェックしてるんだろう?
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