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こんばんは☆あらんです。
あらんの母親は慶弔事や礼節にはとてもうるさい人でした。
祝い事には、墨できちんと書き、お札は、顔を上にするのだとか、不幸事には薄墨で書き、お札の顔は裏にしなさいとか。
四十九日まではご霊前、それを過ぎたらご仏前とか。
父が商売をしていたことから、電話の取り方や受け答えも厳しく言われていたので、まるで事務員さながらに子供ながら、きちんとしていました。
成人する前から、そういったことは言われていたので、大人になって恥ずかしい思いをしたことはなかったと思います。
母は、54歳という若さでこの世を去りましたが、私たちには本当に大切なことを残していってくれました。
親の心子知らずといいますが、今頃になって、親のありがたみを感じることは少なくないです。
あらんには、母の残したものを継承できるお世継ぎさんはまだいませんが、今更ながらに、改めて母が教えてくれたことは、大切にしていこうと思うのです。
あらんでした☆
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