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『センサーマット』という優れものが病院にはあります。
リハビリ専門の病院などには必ずあると思う。
別名『転倒防止マット』とも言ってました。
今は抑制とかは殆どしませんから、
センサーマットを、徘徊する患者さんとか、
フラツキの強い患者さんとかのベットの足元に
しいておきます。
そのマットに患者さんが乗って体重がかかると、
な～んとナースコールが鳴るようにできてるんです。
私がいた病院では、そのマットを設置すると、
普通の手元のナースコールは設置できませんでした。
そんなある夜勤中、不思議な出来事が…
自宅に外泊中で、誰もいないはずの患者さんの個室からナースコールが!!
しかもその部屋は、センサーマットを設置中で、
手元のナースコールはない状態でした。
フラツキと痴呆のある患者さんの部屋だったので、
私は一瞬で
①『自宅で何かあって、いつの間にか外泊から帰ってきてたんだ!ならば転倒の恐れがあるから、目をはなしちゃマズイ!!』
それか、
②『もしかして、他の徘徊患者さんが勝手に部屋に入っていったのかも。ならば見に行かなきゃマズイ!!』
この2パターンを一瞬で考え判断し、
ナースコールが鳴ってすぐその部屋に走りました。
はい。お部屋は真っ暗～
誰もいなーい。
コレ体重かからないとナースコール鳴らないんですよ。
(￣∇￣?)ハテ
誰かマットに乗った??
私乗ってみました。
やっぱ体重かかったら鳴りました。
…￠(=＿=;)??
チーーン。°・(>_<)・°。
すんごい怖かったです。
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