ピヨピヨナースの看護日誌

看護師になって1番悔しかった事(後編)

私は愕然としました。

この5名の家族さん、夕食開始時間くらいに来たのを覚えてます。

5名も家族が面会に来てるのに、1時間以上部屋にいながら、食事介助をせず、ただ座ってたみたいです。

私は、部屋の中で座ってる家族全員にも睨まれました。

部屋に来るのが遅れた理由も言えず、私は、ただ呆然…。

スタッフのおばあちゃんという、ちょっと、特別な患者さんでもあったため、
言い返すこともできませんでした。

息子さんは
『お前の上司（師長と主任）にクレーム言ってやる』
の一点張り。

『申し訳ありませんでした』
私はすぐ家族にあやまり、
家族全員に囲まれ、睨まれながら、すぐその場でＹさんの食事介助をしました。

別に、見返りを求めて看護師の仕事をしてるわけじゃないけど、
私達看護師の気持ちや、どういう思いで日々患者さん相手に働いてるのか、
患者さんが痛みがないように、気分良く１日を過ごすにはどうしたらいいか、
日々悩み、奮闘してる私達…。

これっぽっちも分かってもらえてないんだ…

努力は報われないんだ…

と思い、スゴイスゴイ悔しかった。