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白い少女は言うのです。
私が魔女を倒してきます。だから、全てが終わった時私を殺してくれませんか?
それを聞いた村人は少女を見て笑いながら言いました。
俺たちが殺す前に、魔女に殺されるに決まってる。死にたいのなら、魔女に殺されたらどうだ。
無理なの。
少女は急に叫ぶように言いました。
私は魔女を殺さないと死ぬことができない体なのだ・・・と。
それからも少女は村人に訴えます。死ぬことができない体の話は徐々に、村人の恐怖になり始めたのです。そこで村人の一人が少女に向かって斧を振り下ろしました。
でも、この少女を殺すことは村人の誰一人と出来ませんでした。 そのとき、あの恐ろしい魔女が姿を現したのです。
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