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白い少女は、黒い少女に言います。
お姉様は悪戯が過ぎるんです。村人さん、長い間お姉様が酷い事をしてすみません。ただ私達の事は忘れないで。さぁ、お姉様帰りましょう。
あぁ、帰ろう。暖かい心のある場所に。
黒い少女は笑顔で気付いてくれて、ありがとう。今までごめんなさい。と白い少女と去って行きました。
それから、平和になって何百年もたったある日、ある村人が森神様達のお参りに訪れた時です。大きな森神様の木の根元には黒い少女が、小さな白い桜の木の根元には、白い少女が互いに手を繋いで笑顔で寝ていました。。
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