第一章‐現実

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ドカーンッ!!!! と、聞き慣れない音に茜達は驚きを隠せなかった。 なんと歩道橋の柱に車が突進していたのであった。その歩道橋の上にいた茜達には、まともに地響きを受けていた。そのせいか、ビキビキと音がなり始めた。そして 「!?」 気づいたときにはもう遅く、歩道橋の一部が崩壊し、茜だけが道路の真ん中へと落下する。そう、茜だけが。 (え、何で私だけ落ちて…) ゴツンと鈍い音が聞こえると、一瞬にして茜は赤色に染まっていった。
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