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「え…?」
「おいお前、聞こえているのか?それとも意識まで壊れたか?」
その言葉を耳にすると茜はその人物の肩をつかみ
「ねぇ、私は死んだの?死んだならこの体の私はなんなの!?」
「お前はすでに事故で死んでんだよ。これを見ろ」
と、手渡されたのは写真を印刷するときに使うただの紙だった。
「この白い紙が、なんなのよ…?」
「アインス、ツヴァイ、ドライ」
の掛け声とともに指をぱちんっとならすと
「こ、これ…あの歩道橋…!」
「そうだ。現在時刻は9月1日8時17分56…57秒。お前が死んだのは7時55分29秒だから、だいたい20分後の映像だ」
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