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縦に横にと転がりながら斜面を落ちて、陸橋下にある背丈の高いすすきの中に転がり込んでやっと止まったのでした。
痛む身体で立ち上がり、目を廻しながら戻ろうとした一歩目で、すすきに隠れて見えなくなっていた穴に転落しました。
一瞬の浮遊感から、来るべき衝撃に身をすくませていたのですが、来たのは柔らかい物の上に落ちた感じでした。
(…?)
私の下敷きになった柔らかい物…ソレは損傷の激しい男性の遺体でした…。
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