BK164画伯の展覧会

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『いや、地味にうまいやんコレ?』 「いや、お前は今から俺が口にする事を聞いても同じ事が言えるのか?」 『何だよ?』 「それ……博士だ……」 『は!? いや、お前。これ何処からどう見ても男やん! ヒロインっていうよりラスボスやん!』 「だから嫌やってん! だから書きたくなかったんや!」 『いや、書きたくなかったって、お前はいつも 【コレ】 を頭に浮かべながら更新してるワケだろ?』 「んなワケあるか!? そもそもラスボスの顔を思い浮かべながら、ヒロイン書かける様な離れ業が出来るなら、今頃、俺はとっくに作家としてデビューしとるわ!!」 『でも、書きあがったのはコレなんだぜ? コレはどう考えてもお前の頭の中の博士のイメー……』 「ホビロン!!」 『は? え? なんて? 今なんて言ったんだ?』 「うるさい、黙れ! このホビロン!」 『え? え? なんだって? ホビ……』 「……、いや、ソレはもう気にしなくていい。だから言っただろう後悔するって……」 『いや、別に後悔はしてないからいいけど。それよりもホビロンって……』 「ホビロン、ホビロンうるせーよ! このホビロンが!」 『だからホビロンってなんだよ!!』
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