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「おし、そんじゃとりあえずこんなかんじでいくか」
「そうだね!!今日は空くんに案内してもらってよかった。
この町のこといろいろわかったし、こんな素敵な場所まで教えてもらえたし……空くんと仲良くなれたし」
「それならよかった。なんか学校生活でもわからないことがあったら聞いてくれよ、ちゃんと教えてやるからら」
まぁ勉強は教えられないけどなと心の中で付け加え。
「うん、ありがとね。
それじゃあ7時半だし帰ろっか」
「もうそんな時間か、帰り道危ないから送るよ」
「ありがとうございます!!」
俺たちがあとにした岬では、大きな桜が空に浮かぶ満月によって綺麗に照らされていた。
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