第3章

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「おし、そんじゃとりあえずこんなかんじでいくか」 「そうだね!!今日は空くんに案内してもらってよかった。 この町のこといろいろわかったし、こんな素敵な場所まで教えてもらえたし……空くんと仲良くなれたし」 「それならよかった。なんか学校生活でもわからないことがあったら聞いてくれよ、ちゃんと教えてやるからら」 まぁ勉強は教えられないけどなと心の中で付け加え。 「うん、ありがとね。 それじゃあ7時半だし帰ろっか」 「もうそんな時間か、帰り道危ないから送るよ」 「ありがとうございます!!」 俺たちがあとにした岬では、大きな桜が空に浮かぶ満月によって綺麗に照らされていた。
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