第4章

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ピーンポーン 「はーい?」 「俺だけど」 「あっ、空くん?ちょっと待って、今行くから」 ガチャっとインターホンを置く音がしたあと、数秒してアパートの2階の部屋のドアが開いた。 中からは詩桜がいつものように制服姿に笑顔で出てくる。 「おはよっ、空くん!!毎朝お迎えありがとうございます」 「おはよう。ほら早く行くぞ、俺はいいけど詩桜は遅刻したくないんだろ?」 「うん、行こっか!!」 相変わらず朝からテンションの高いやつ、いつも通りか。
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