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ピーンポーン
「はーい?」
「俺だけど」
「あっ、空くん?ちょっと待って、今行くから」
ガチャっとインターホンを置く音がしたあと、数秒してアパートの2階の部屋のドアが開いた。
中からは詩桜がいつものように制服姿に笑顔で出てくる。
「おはよっ、空くん!!毎朝お迎えありがとうございます」
「おはよう。ほら早く行くぞ、俺はいいけど詩桜は遅刻したくないんだろ?」
「うん、行こっか!!」
相変わらず朝からテンションの高いやつ、いつも通りか。
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