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「アップ…チャージ？」
そう僕が聞くとまいが頷いた。
「アップチャージ…って…何？」
「Appuchargeっていうのはあの世と現実世界を行き来できる力のことよ。でも、あることが原因でそのAppuchargeの力が失われかけているわ。」
「あることって何？」
するとまいが悲しそうな顔をして
「王様がもうすぐ永遠の眠りにつくわ。」
「それじゃあ、誰が王様になるんだよ。」
そう聞くとまいが泣きながら
「いないの。もう。王様の代わりはいなくなったわ。」
いなくなった？まるで他にかわりがいたみたい…。
「誰か代わりがいたの？
するとまいがコクンと頷いた。
「私よ。王様の代わりは私だったの。」
……えっ？
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