第二十七章

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ぼんやり考え込む藤堂。 そんな彼を、永倉は満足げに眺める。 「……っ!」 結論にたどり着いてしまったらしい藤堂は、ボンッと顔を真っ赤に染め上げた。 そしてわたわたと慌て始める。 「おお、お、俺っ!旭に謝ってくる!」 尻に火でも点けられたかのように、藤堂は走っていった。 「平助…俺は応援するぜ」
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