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――俺、旭が…好きだ!
気付かされた想いは、藤堂を焦らせる。
一刻も早く謝りたい。
好いた女子に、あの暴言。
…悲惨だ。悲惨すぎる。
彼の思いが通じたのか、庭先で洗濯物を干す旭を探し当てた。
「っ…」
何でだろうか。
好きだと分かったら、旭がキラキラして見える。
キュッと締まる胸を押さえ、藤堂は意を決して彼女に歩み寄った。
「……旭」
「あ、平助。どしたの?」
――…あれ?
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