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「アサいるー?」
旭がおでこをさすっていると、沖田がひょっこりと現れる。
非番の彼は、髪を下の方で結っていて…顔だけならば、もはや女子にしか見えない。
「いるー」
「一緒に散歩行かない?…ーって、おでこ痛いの?」
沖田は心配そうに旭の前にしゃがみこんだ。
「ちょっとだけいたい…」
サラッと前髪を避けると、一部分だけ赤くなっている。
…五角形の形で。
――ちゅっ
「早く痛くなくなるといいね?」
沖田は、旭の額に口付けた。
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