第二十八章

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――――――――― 「総司、どこ行くの?」 沖田に手を引かれて歩く旭。 沖田はにこにこしていて、かなり気分が良さそうだ。 「川」 「?」 「川まで行く。脚浸かったら気持ち良いかなって」 総司って、川好きなんだなぁ。 旭はそう解釈する。 だが、沖田にしてみれば旭と一緒という事が大切なのであって…。 場所は…まぁどうでもいい。 暑いから二人で涼む事ができる所を選んだだけだ。 微妙な誤解はあるが、沖田と旭はのんびりと川へ向かっていた。
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