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彼の名前はひーくん。
今日からこの学校に
転入する事になっている。
と、紹介はさておき
ひーくんは校門を潜り
校舎の方へ向かって歩いていた。
と、その前になんかチャラそうな学生が
鏡を見ながらぶつぶつ呟いている。
「今日もるしはイケメンだねっ//」
「いやん照れちゃう//」
ひーくんは暫く石になりつつその光景を見て思っていた。
(…何こいつ…ねえ何こいつ…)
するとその男の子は
ひーくんの存在に気付いたのか
少しもじもじしながら話しかけてきた。
「や ら な い k……」
るし(?)が言葉を言い終えようとする
まさにその時に誰かの怒号が響いた。
「こらぁぁぁあ!ルシファー!」
校舎の方から万年筆を何故か二本握り締めながら走ってくる男が一人。
「やべ…教頭とかマジ苦手だわ…ごめっ.またな俺のケツ!!」
るし(?)とか言う子は逃げ出した。
(なんなんだあの子は………)
ひーくんは寒気がした。
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