携帯から始まる恋(TU)

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『上ぴー、俺の事が好きなの?』 『な、ちが、違う』 『なら、何で待ち受けが俺なのさ?』 『そ、それはね、偶然と言うか…何という…………っつ……』 言い終わる前に、口を塞がれ… 俺の唇に、田口の唇が重なっていて 繋がった唇から、伝わる熱が… 蕩けるような、痺れるような感覚に襲われた 『上ぴーのその顔、マジでそそるわ』 いつの間にか、離されていた唇 俺の顔を見る田口の顔は、獲物を前にした雄の顔だった 『そんなにキス、気持ち良かった?目が潤んで、色っぽいよ』 『ふえっ???????』 『今まで我慢してたのに、そんな顔されたら…抑えなんか効かなくなるよ』 『???????』 『いただきま~す』 『いやぁ~~~~~~~』
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