囚われの檻(NU)
3/6
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
『たっちゃん、ご飯だよ』 夕飯を運んできた 食べたくても、両手を鎖で繋がれている 『今、食べさせてあげるから』 俺の隣に座り、スプーンで口に運んでくれる 口の中に広がった味は、美味しかった 彼のオムライスは、一番美味しい 『もっと、食べたい?』 俺は、無言で頷いた 毎日、じっとしているだけなのに…お腹は減る 『いいよ、いっぱい食べな』 最後の一口まで、食べさせてもらう
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
47人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!