囚われの檻(NU)

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『たっちゃん、今日も綺麗だよ』 食後の恒例 服を脱がされ、身体をなぞる綺麗な指 触れられた箇所が、熱を持ち 全身が、火照るような 不思議な感覚に陥る 彼に囚われ、彼の家に監禁されて…どれくらいの時が過ぎたのだろうか? 鎖に繋がれて 毎日、身体を求められて 『愛しているよ』 毎日、愛を囁かれて それまでは、単なるグループのメンバー その位にしか思っていなかったのに… 『愛しているよ、竜也』 囚われて…俺の世界に、彼しか居なくなって… 身体を、犯されて 心を侵されて 俺は、堕ちてしまったんだ
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