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煙の中から出てきた蛇?のうちの白い方が言った
「俺らは龍だ」
「うわっ喋った」
「ちょっと待て今なんて…」
飛鳥と蓮の反応が違った
飛鳥は冷静な人である
学校では運動が良くできる以外はおとなしい性格だ
だからあえて蓮と合わせなかった
蓮の言いたい事もわかるが会わせず聞き損なった言葉を聞いた………
「俺達は龍だ」
ふざけているのか?と飛鳥は思った
しかし蓮は龍という言葉で完全に心を奪われた
仕方がなく飛鳥が冷静に質問した
「本当に龍なのか?」
「あぁそうだ」
自称龍は当然といわんばかりの口調で言った
「信じられないな」
「さっきから何を話しているんだ」
隣で父親が不思議そうに見ている
「今、この輪から出てきた龍と名乗っているやつと話してる」
「先に行ってて良いか?」
「別にどうぞ」
「わかった」
そう言うと飛鳥の親二人は山を降りていった……
周りにも人がいない、もう日が完全に昇っていた
「信じられないのも無理はない」
「龍だと言う証拠は?」
「今の段階では無理だな」
「じゃあどうすればできる」
「お前達と融合すれば分かる」
「はぁ?意味がわからない何だ?融合って」
「俺達、龍は人間と融合して初めて力をてにいれるのだ」
「ますますわからんな」
「要するに力をてに入れるために俺達と融合しようとしているって事でしょ?」
蓮が割り込んでそう言った
「あぁそうだ」
「俺達にメリットは?」
「そうだな色々能力があるから詳しくは言えないが力をてにいれる事かな」
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