龍の力

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「さあいくぞ!」 さっきからどこから声がしてるんだ? 「ん?ここだ!」 「どこ……って」 飛鳥は右肩見た すると肩に龍のタトゥーみたいなものがあった 「わかったか?」 「あぁでも……」 「そこから声がしないってか? そらな俺とお前は融合したから無言でも話せる」 「なるほど」 そうしていたら黒いオーラを放つ男が構えていた 「やべっ」 「仕方がない殺すしかないな」 飛鳥は言っている事がわからなかった なぜならさっきそいつは殺しに来たと言ったが今、殺すしかないと言ったからだ なぜ殺すという選択肢しか最初からなかったのにまるで最初は他の選択肢があったように言ったのだろうか 「くらえ!!」 「避けてやるよ」 「漆黒の槍(ダークランス)!」 また黒いものが出てきたがさっきとは違い飛ばなかった 「なんだ?」 「くらえ」 急に走って来たがなんとなくさっきよりも遅く蓮は見えた しかし飛鳥はものすごく遅く見えた 「すげぇ」 「これが俺、白龍の力だ」 「白龍の力……」 「くらえ!!」 槍の形をした黒いのが飛鳥に向かってつきかかろうとしている 槍は空を切った そして…… 「こいつをくらえ!!」 飛鳥のアッパーが黒いオーラを放つ男の顎に当たった! 「蓮!」 「了解!」蓮は高く飛び上がった 「意外と高っ!」 飛鳥が飛ばした高さ約60メートル 蓮が飛んだ高さ約70メートル ちょっと高かった しかし蓮は無理やり蹴りをいれた 意外に急所に当たった 「ぐっ… くそ、退却する」
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