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同居生活
プルルル♪
プルルル♪
あっ!電話だ!
ちょっとごめんね千鶴
そういってケータイの画面に表示された名前に目をやる
ゲッ!!
ケータイの画面に表示された名前は「母」の文字
「どうしたの?ケータイ鳴ってるよ?」
千鶴が心配そうに京子の顔を覗いてる
えっ…あ…うん!
そう言ってケータイのボタンを押した
もしもし?
[もしもし?じゃないわよ!今どこにいるの!?家出何かして!]
あ…今…友達といるの!あっ今友達が呼んでるからもう切るね!じゃあね!
[あっちょっと待ちなさい!京子!]
「いいの?切っちゃって?」
いいのいいの!どっか行かない?
「家出したって言ってたけど…もしあたしに出来ることがあったら
いいなよ?」
うん!あのさ千鶴って一人暮らししてる?
「うんしてるけど…それがどうかしたの?」
もしよかったら部屋貸してくれない?
「別にいいけど」
じゃあ決まり!ありがとね!千鶴!
千鶴の家
「じゃあ京子の部屋はここね!」
うん!わかった!
本当にありがとうね千鶴
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