姉は……
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こんなことは実は何度もあった。 姉は知らなかったが、友達は健気にも毎日のように電話をくれていたのだ。 だが、あっちが諦めてしまったのか 電話は ぱたり と、こなくなってしまった。 なんとなく、母さんのしたことは悪いことのような気がしたが、 何も言えなかった。
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