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光輝達三人はフローラの部屋で朝食を取っている。
メニューはサラダとトースト。
勿論作るのは光輝である。
三人で食卓を囲んでいると不意に光輝が口を開く。
「そういえば、俺…今日から学校だ」
その言葉を聞いたフローラは驚いたように開く。
「は?今日?ちょっ…何で言ってくれないんですか!」
フィリは何の事なのかさっぱりわからないといった表情で黙々とサラダを食べている。
「忘れてて今思い出したんだよ」
「適当過ぎます!ほら!早く用意して下さい!」
「まて!パンを食わせ「早く着替えて下さい!」
フィリはサラダを食べ終え紅茶をのほほんとした顔で飲んでいる。
「何でお前がそんなに張り切ってるんだ!」
「だって第二章が始まって三十ページ以上たってやっと本題なんですよ!」
「でも本題に入ったら多分お前登場回数減るぞ…」
「それは…嫌ですけど…ヒロインですし…」
「それにさっさと本題に入ってたらフィリの登場はかなり後になってたんだぞ。作者がフィリを登場させたいが為に本題に入るまでにこんなに時間がかかったんだぞ」
光輝のその言葉にフィリはピクリと反応するが黙って紅茶を飲んでいる。
「でもそれはそれ!これはこれ!早く用意してください!」
「わかったから!着替えくらい自分でするから…っと!?」
「ちょっと変なトコ触らないで下さい!」
「事故だ事故!」
全くうるさい二人である。
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