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神「…本当にすいませんでした!!」
神の土下座はそろそろ見飽きてきたので質問をすることにした
「おい、神よ貴様はあのときの少年でいいんだよな?」
神「はい、あの姿は天使(子供)達と遊ぶための姿です」
土下座したまま神が言う…つか神の威厳無さすぎだろ…
天使「…あ、神様そろそろ光君を転生させましょう(本当はずっと居たいですけど…)」
魂は神の間に長い間居ると存在が消えてしまう、その事を思い出した天使は土下座をした神に提案する
「は?転生?」
神「おお、そうじゃなそうしようかの(消えな始めておるな、急いで転生させねば)」
神は慌てて土下座をやめて、俺に紙を渡してきた
「なになに?神による転生(チート編)-平凡とは違うのだよ平凡とは-?」
一番上の行にはでかでかとそう書かれていた
神「とりあえずそれを読んでておんじゃ、では儂は転生の準備をするからの」
この神による(略)…には、普通の転生とは違い記憶はそのまま引き継ぎ転生先で不便がないように神が直接転生者に能力を与え、その後も神とコンタクトが取れるというものだった
天使「紙には書いていないですが、容姿と名前を変えなきゃいけません(やっぱり、カッコいいなぁ//)」
読み終えると、天使はそう言ってきた
「へ?何で?」
天使「転生先は光君のいた世界とは違う世界だからですよ、何で容姿を変えなくてはいけないかというと元いた世界も転生後にいく世界も平行して存外するからです。そのまま転生すると何かの拍子に世界同士がくっついてしまうかもしれないからです……ボソボソ(名前を変えさせるための嘘ですけどね)」
最後のところが聞き取りずらかったが世界が危険なことになるらしい
「容姿は分かりましたけど名前は何故変えなければいけないんですか?」
天使「……ボソボソ(変だからに決まってるだろ)」
「え?何ですか?」
天使「いえ、何でもありませんよ♪、ええっと名前についてはのりですね、此を機会に全て変えてしまいましょ~みたいな感じです」
天使はニコニコしながらそう言うと神の元に行った
天使(この事を神に言ってこよ、まぁ神が好きな子供の姿にすることが出来る様にしましたし、何とかなるでしょう。もちろん私好みにさせますけどね♪)
「……………………」
(本当に俺は死んだんだなぁ、「実は、全てドッキリでした~」ってなるかと思ってたんだけど…)
俺は静かに覚悟を決めた…
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