出会いは突然に…

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そのたくさんのギャラリーのお友達の中で、異質な光を発してる奴が居た… あの白っぽいまるで日本人形みたいなイメージの春樹が目の前でニッコリと見つめて手を振っていたι 「先生!!有栖川君を僕の隣の席空いてるのでお願いしま~すvV」 何故かハートマーク飛ばして嬉しそうにしている。 まるでお誂え向きな展開。 「おぉそうだな…三ノ宮の隣が偶然にも空いてるから…有栖川君そこに座ってね?」 背中を前にトンと押されてあれよあれよと言う間に…春樹の隣に座らされた。 「クスッ宜しくね?華燐ちゃんvV」 僕の心の中で何かがピキッとヒビが入ったような気がした。
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