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「生徒を危険に巻き込む訳には‥。」
「大勢にかかってこられたら、どうします?‥ソレに、お化け怖いんでしょ?
さっさと見つけて帰ればいいんですよ。」
僕を置いてスタスタと建物の中に入って行く山本君の背中を呆然と、眺めて‥
後ろから聞こえ始めた、柵のカタカタと鳴る音に‥
肩をブルりと震わせて‥
僕は、駆け足で山本君の後を追った。
けれど、それは‥
序章にすぎぬ事に、この時にの僕は、気付けずにいた…。
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