「倉庫書のルール」

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「おわっ!」 はしごから足を滑らす栞。 「きゃっ!」 尻餅ついた。 「大丈夫?」 栞に駆け寄る僕と鍵。 「大丈夫、大丈夫」 ゆっくりと立ち上がる栞。 しかし本棚から本が落ちる。 「きゃう!」 重たそうな本が後頭部にクリンヒット。 膝から崩れ落ちていく栞。 「マチ○ダさーーーー!」 叫ぶ鍵。 「ガン○ムネタ引っ張るなよ!」 とりあえず俺は栞を抱きかかえてソファの上に置いた。 「う~ん」 しばらくすると栞は起きた。 「大丈夫か?」 再び栞に駆け寄る僕と鍵。 「ダイ・・・ジョウ・・・・ブ」 「大丈夫そうに聞こえないよ」 僕は自動販売機に向かい栞の好きなオロ○ミンCを持って来た。 「元気ハツラツ!」 見事に回復した。 すると鍵が何やら本を栞に渡す。
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