「倉庫書のルール」

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「鍵君・・・それ」 「あぁ・・・・・機動戦士ガン○ムオフィシャルガイドブックだ」 「戻してなかったのかよ!あとそれのどこを感想文にするんだよ!」 全力でツッコミを入れる僕に対し栞はとろんとした顔で本を抱く。 「あのフォルムの格好良さを・・・」 「栞、後悔してもしらないぞ」 いろいろと。 てか○の数少なくない? 著作権的にやばい! 「んっ?」 栞は本に違和感を感じた。 「これガンダ○じゃない・・・」 「えっ!」 そう言えばホコリ塗れだ。 ○ンダムの方は頻繁に取られたのかホコリは一切付いていなかった。 だけどこの本は長年置かれていたのかホコリ塗れで題名すら読めない。 鍵が本のホコリを祓う。 「ふぅーふぅーげほ!おえ!」 本の表紙が徐々に姿をあらわになる。
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