「倉庫書のルール」

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今はわけあって近所の図書館の前で待ち合わせをしている訳だ。 「・・・・・・遅い」 僕はしっかり5分前行動をとっているというのに 「あっ!待った?」 遠くの方から手を振りながら走って来る 背中までのロングヘヤーの美少女。 「お前は5分前行動というものを知らないのか?」 「ごめんごめん」 「なんで遅れた?」 「待ち合わせの15分前に道端の水溜まりに氷張ってて」 「幼稚園児みたいな言い訳するな!」 僕は彼女の綺麗なおでこにデコピンした。 「きゃう!」 これだからO型は・・・。 因みに僕はA型だ。 「どうせ家でぎりぎりまで寝転んでたんだろ」 「・・・・・・・てへ♪」 ちろっと舌を出す少女。 「可愛くねぇよ」 いやちょうとは可愛いと思ったけどさぁ~。
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