「倉庫書のルール」

3/15
前へ
/15ページ
次へ
「違うの!タモ○が誘ったの!テレビの向こう側から“見てくれるかなぁ?”って誘ってきたの!」 昼ドラのワンシーンみたいに言う少女。 「タ○リのせいにするな!」 そういうのが仕事だ。 このマイペースな少女は僕の幼なじみ、佐橋 栞(さはし しおり)。 現在僕達の行く学校でモテモテの中2だ。 そのマイペースさと無防備さ故に“彼女にしたい女子ナンバー1に君臨している。 頭も良く、性格もいいので上からも下からも先生達からも信頼されている。 やるときにはやる天然タイプだ。 そんな栞と僕が一緒に居るのは別にデートする訳ではない。 例えそうだとしても次の日にクラスの全員に殺されている。 とりあえずデートでは無い。 +αでアイツが来る。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加