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準『水瀬!!』
『高瀬くん、おはよう』
準『あ、朝のって!?』
『野球部の人にも聞こえてた?』
準『かなり…』
『じゃあさ…』
《昨日わたしに蹴りかました先輩のところに連れて行ってほしいんだけど》
山『顔も見たくないって言ったはずなんだけど…』
『すみません、でもわたしは先輩にお話ししたいことがあるんですよ』
山『…朝の放送も聞いたよ水瀬ってバカなんだね』
『聞いてもらえてよかったです』
嫌みを込め微笑む
先輩はそれが気に入らなかったのか顔を歪める
山『で、なに?』
『昨日、先輩の妹さんのお話しを聞きました』
山『…で…?』
先輩の妹さんはイジメにあい自殺を図った
命に別状はないがまだ意識が戻らないそうだ
先輩から目線を離さずはっきりと声を発する
『先輩の妹さんをけなすつもりはありませんが、わたしはそんなに弱くないです』
わたしはそんなに弱くない卑怯な人たちにわたしは負けたりしない
山『…ふーん…他に言いたいことは?』
『わたし野球部のマネージャーやることにしました』
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