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山『昨日はゴメンね、痛かったでしょ?』
『痛かったですけど慣れてますよあれぐらいの痛み』
山『ホントは慣れちゃいけないんだよ』
先輩が優しくわたしの頬を撫でる
『それも…そうですね』
いつの間にかわたしにとって暴力を受けることが当たり前になってしまっていたようだ…
『あ、先輩!わたし大丈夫なこと忘れてました』
山『ん?』
『わたし、先輩のお名前聞いてません』
山『そういえば言ってなかったね俺、山ノ井圭輔』
『水瀬佳娜です』
この学校に来てよかった
本当に心から思える
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