第一章 少年は大志を抱かない

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将来の夢? なにそれ?そんなの興味無いし。 僕は学校の授業でそんな課題を出され、将来の夢という、今後も役に立たないであろう事について考えていた。 同級生は、将来の夢について熱く語っていたけど、そんな事に僕は興味を持てない。 親が決めた学校へ行き、親の会社に就職し、親が選んだ好きでもない何処かの箱入り娘と政略結婚をして、そのまま父親の会社を継ぎ、社長になって事業を拡大させ、会社を発展させていく。 そんな僕のクソつまらない人生に夢なんてモノは、いらない。 というより、見る必要性を感じないんだ。
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