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すると突然!!!〈ゾ!!!〉という背筋が凍るようなオーラが部室にいた全員にのし掛かる。ゲ〈ハハハハハハハ………ヒヒヒヒヒ、アハハハ〉どこからともなく不気味な笑い声が聞こえる。珠理奈は自分の背中に感じる重々しいオーラを感じとり勢いよく後ろを振り向いた。ゲ〈ねぇ…………怒ってる?〉そこにいたのは去年優子率いるラッパッパの四天王。ゲキカラだった。どうやら留年したらしい。珠理奈はそこ圧力に押され後ろに倒れかかった。珠〈な………〉ゲ〈……………駄目。覚醒したら駄目!!〉なんとゲキカラは自分の覚醒を自分自身で止めたのだ。珠〈!?〉ゲ〈怒っちゃだめ!優子さんと約束したんだ。次こそは卒業する。………私は…ラッパッパ四天王ゲキカラから、あ、あ、甘、口になったんだ!〉なんとゲキカラまでもが自分のあだ名を甘口に改名したのだ。皆、ゲキカラがこんなに変わるとは思わなかったらしく唖然としていた。珠〈やっと揃ったか。ラッパッパ四天王〉だがそのときいきなりある生徒が勢いよく入ってきたのだ。生〈ちょっとマテー!!まだ四天王は全員じゃなーい。〉そこには赤い特効服に腕には元生徒会長と書いた腕輪がつけてあったのだ。ウ〈四天王なら洋ラン、甘口、小歌舞伎、大歌舞伎で揃ってんじゃんか。〉生〈違う違う!〉そういって生徒会長は能・狂言シスターズのところに駆け寄った。生〈この二人は一人換算!二人で一つ!〉〈バシ!〉生徒会長はせっかく言ったのに大歌舞伎に扇子で叩かれてしまった。生〈く、〉どうにか痛みに耐える生徒会長。生〈今日から生徒会長はやめた♪……今日からラッパッパ四天王尺だ!〉そういって決めポーズを決める尺!ヲ〈か、勝手に決めてんなし!〉ヲタは尺にツッコンダ。尺〈ハハハ。残念だったな♪部長が決めたんだ♪〉全員〈ぶ、部長が!?!?〉今度は皆にツッコマレタ生徒会長。生〈ま、まあまあ。細かいことは気にしない気にしない♪。ハハハ〉尺は開き直った。珠〈………いい加減にしろよ……テメェラ四天王じゃ話しにならねぇ〉珠理奈はそういって片手で髪を書き上げた。珠〈私はここのテッペンとりにきたんだよ!部長だせ!〉珠理奈は叫んだ。すると……
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