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「じゃあ俺達は帰るぞ。」 「待って下さい。私と試合してください。」 「はあ。土方、道場借りるぞ。」 「ちょっと待て、何で俺の名前を知ってる。」 「ここに居る奴らは全員知ってるぞ。未来から来たんだからな。」 「ああそうか。」 沖田に連れられて道場に来たんだが、意外と人がいないもんだな。瑠璃珂は最初から袴を着させてたから、そのまんまでいいか。 「沖田、本気でやらないと大変な事になんぞ。」 「?」 「じゃあわいが審判するな。一本勝負。初め!!」 「あっ瑠璃珂・敵じゃねえからな。」 コクン 「「「!?気配が無い」」」 …まあそうだよな…瑠璃珂と沖田だと全くの正反対だ。暫くの間にらみ合いをしてたが、沖田の奴隙が有る。 お珍しい。瑠璃珂が動いて、…あっ ドスッ 「えっ?」 「瑠璃珂、流石にやりすぎだろ。長州の奴もそうだが。まあいいか。続けてくれ」 再開したが、案外直ぐに勝負が決まったな。 「いっ一本」 「瑠璃珂、礼だ。」 ペコ
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