空の色

希望、夢ー…。

過去にあんな事があった私なんかに、いい恋なんて出来るの？
男嫌いは直るの？、希望なんてあるの？、私が信じれる人、ママと奈々…ただ二人だけ。

～学校～

「それでその男の人に会えて、落とし物渡したの？」
「ぅん、なんか私が男嫌いっていったら話がしたいなんて言ってきたの」
「へぇ、名前なんて？」
「確か高瀬、なんとか…」
「名前くらい覚えなよ!!（笑）でもその人、なんか違ったんじゃない？」
「…わかんない。私、ホントに信じていいのかわかんない。」
「大丈夫、信じてみるだけ、心にとっては難しい事かもしれないよ、だけどね、皆一緒だなんて思わないでほしい。」

「解った。信じてみる、奈々のおかげでここまで頑張ってこれたんだと思うから。」

そう奈々は私に信じるって事を教えてくれた。