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「わかった!わかったから!腕の間接はそっちには曲がらな……うぎゃぁぁぁ!!」
なんだかにぎやかな人達だな。
「ふふふ、面白い人達ですよね?」
リューベルク先輩はそう言いながら隣にやってくると微笑む。
「私はこの人たちと一緒に笑って過ごしたいなって思ったから仲間になりました。個性豊かで飽きないですよ?」
「セリア、それバカにしてるからね」
「そんなことないですよ?」
「まぁいいか、私達はバカの集まりみたいなものだからね」
そう言いながらシュピリオス先輩達を眺め笑う。
「ちょ!ウェイス!お前も便乗してんじゃねぇ!!い……イヴや…やめ!脇をくすぐるのはやうひゃひゃひゃ!!」
僕はこの日、シュピリオス先輩達の仲間になった。
仲間なんてできたことが無いからどうしたらいいのか分からない。
何でこんなこと思ったかは分からないけどいつかこの人たちの力になりたいと思った。
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